もともと肺に良性の腫瘍があった私の友人の話です。その友人の腫瘍が大きくなり、心臓の壁に付いて圧迫し、すぐに心臓が止まってもおかしくない状態で救急車で運ばれました。 心臓がもたないので手術はできず、余命ひと月との診断を受け、ホスピスケアに移ることになると、家族の方から連絡が入りました。
自分のできることをとにかく彼女に伝えたいと思い、本人とは携帯電話で話すことができたので、自身に『3 58すそいおん』を毎日言うことを伝えました。二週間後、本人から退院するとの連絡がありました。ホスピスに移るのかと思ったら、腫瘍がふたまわり小さくなり心臓の壁の間にも空間ができて、自宅に帰れると言うのです。嬉しさでびっくりしました。 そして今、驚くほど回復して家業にも復帰し、散歩や旅行もしています。
『3 58すそいおん』の奇跡のような話です。
小次郎(宮城県/70代)