会社である人(Mさん)の言動が問題になっていました。そのMさんは、簡単に言えばパワハラに近い言動が多く、その部署の人達はもちろん、社内全体にも悪い影響を与えるようになってきて、業務も上手くまわらなくなり、周りは大変困っていました。
そこで、ちゃんと面談して注意をしようということになり、私もその面談に入って、話をしなければならなくなりました。その時は嫌だなー、面倒だなーと、逃げたい気持ちが先に立ったのですが、その面談予定日の前日、明日何を言おうかと考えていた時ふと、「明日は私は『すそいおん』を使おう、そしてまかせよう」、「自分が頭で考えるのではなく、『すそいおん』を使い、自分が筒の役割を果たすぞ」と、そう真剣に思えたのでした。
当日は面談前にMさんの写真に向かって『すそいおん』。面談中も『すそいおん』を使い、何とか面談を終えることが出来ました。今回、自分はちゃんと役に立てていたのか知りたいなと思いましたが、それもきっと、翌週からの現実を見れば答えはわかるはず、と。
そして、その翌週から、Mさんはピタッと大人しくなり、残業も改善されて職場が上手くまわり始めました。他の人は、その部署の管理者の采配で良くなったと思っているらしく、「Aさん、どんなマジック使ったの??」とその管理者に言ってました。確かにAさんの名采配のおかげもあるとは思いますが、私は「マジック」という言葉が出た時点で、きっと『すそいおん』の力もあった!と信じています。
表面上は別の人のおかげになっていますが、アンサングでいいのです。 人知れず…で、これからも何かのお役に立てれば嬉しいので、色々なことに試していきたいです。
たーとる(山形県/50代)