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パニックのオフ

友人と食事に行った時のことです。

その日は彼女の誕生日であったため、驚かせてあげようと美味しいお店を探し、場所を告げずに連れて行きました。

ただ、パニック障害である彼女は、慣れない場所や初めてのお店、また自宅から遠くなるほど不安も強くなり、動悸がしてくると恐怖から発作に繋がってくるので、、

「やめて帰ろうか?」と確認をして入ったものの、食事が運ばれてくる頃には、「ドキドキしてきた、ヤバいかも…」と。

いつもならその時点でお店を出て帰るか、落ち着くまでしばらく外に出て休むといったところですが、

あっ、そうだ、『すそいおん』だ!と思い、彼女に向かってひたすら心の中で唱えました。


しばらくの間、しゃべれず動けずの状態は続きましたが、再び動けるようになった時には、

「あー、もう不安も緊張も何もない。もう何も怖くない、何でもできる!」

と言って食事を始めました。

そして、「これなら帰りにショッピングも行けそう」と言うので、食事の後しばらく行けてなかったデパートのウィンドウショッピングにも寄ることが出来ました。

私の技術が未熟なせいか、彼女のその奇跡的な状態はその日一日で終わりましたが、この『言葉』の凄さを実感できた出来事でした。



しろ(青森県/50代)

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