妹には、軽度の発達障害の子供がいます。一見普通に見える子供ですが、かなり子育てに苦労していたので、「もし、『言葉』を確信したら、真っ先に妹に伝えたい!」と思っていました。『すそいおん』を知ってから毎日練習していたものの、しばらくは手応えがありませんでした。妹の子供はもう小学生なのですが、宿題もせず、周りの小物を使って長い時間独り遊びにふけることがルーティンになっており、妹も止めさせるのに苦労していました。
私が『言葉』を練習し始めてから8ヶ月程経った頃、妹の家にたまたま遊びに行った母が目にした光景を、後日私に話してくれました。「〇〇ちゃん、どうしたものか、急に独り遊びの小物を、もういらない!とゴミ袋にどんどん入れて捨ててしまったのよー」と。それからその独り遊びはしばらくしなくなったとのことでした。それを聞いた時私は「これは『すそいおん』の効果だ!」と咄嗟に思い、初めて自分の『言葉』が使えたのだなと嬉しくなりました。それも母が行った時に起こったからこそ、私の耳にも入ったと思うので、このタイミングも絶妙にすごいのです。
人を遠隔で変えられる『すそいおん』。もっとちゃんと使えるようになりたいので、技術を磨くため、まだまだ練習の日々を送っています。
たーとる(山形県/50代)