いろいろと問題があり、会うことが出来なかった父と30年ぶりに会うことが出来ました。
連絡が途絶え、生死もわからず、確認するために父の弟へ連絡。元気に過ごしてることを知り、それだけでいいと伝えていたのに、すぐに父から電話がかかり、驚いた私は電話に出ることを躊躇するほどでした。覚悟を決め電話に出ると、嬉しそうに話す父。数十年ぶりの電話では時間が足りないと、すぐに会いに行く決意を伝え、長い時を超え再会へ。高校生の私しか知らない父は、30年ぶりの再会に初めは戸惑っていたけれど、顔を見たら、間違いなく俺の子やったって。
何かを求めるではなく、ただ彼は彼の生き方の中で幸せでいること。『言葉』を使い続けたことで、それを確認できたことが何より嬉しかったのです。
その再会から、忘れていた親子の関係が戻り、互いに日々思い合う…。どんなに刻を超えても確かなものがそこにありました。
確信とし『言葉』をつかんだこと。
現実が答えである。
kamuy(大分県/40代)