娘は高校3年生の夏休みまで美容師になると言っていたのですが、私は密かに看護師になればいいと思い、日々『すそいおん』を捧げていました。
すると夏休み最後の日に突然「看護師になろうかなぁー」と言ったのでとても驚きましたが、そこは冷静に「明日、さっそく担任の先生に進路変更のこと話した方がいいよ。」とだけ伝えました。
その後はトントン拍子に推薦を頂き、合格、入学と運び、4年で正看護師免許合格、その年の4月には市立病院に新採用(地方公務員)で勤務に就き、あまりにも順調過ぎて怖いくらいでした。
その後、勤務して2ヶ月経った頃、壁にぶち当たった娘は「辞める辞める」と大騒ぎし、5日間の休暇を貰い帰宅したのです。
その時私は必死で娘に向けて『すそいおん』を捧げました。
休暇を終えて一旦復帰しましたが、辞めたい病はまだ治らず、この後も毎晩、娘の写真に『すそいおん』を捧げ続けました。
すると約3週間後、娘から「大丈夫!辞めないから」というメッセージ。これにはビックリしましたが、それだけではなく、浪費癖の娘から、「給料、ボーナス、なるべく貯金したい!」
通帳を預かってる私にも、「お母さんも必要な時は自由に使って良いよ!」とのこと。
こんな展開になるとは今でも信じられない私です。
WHO(青森県/50代)