私の生業はパン屋です。過疎地にある小さな店で、材料や手しごとを大切にしながらパンを作って販売をしています。『言葉』が私のところに伝わってきたのにもパンのご縁が半分あるような気がしています。
パンは酵母を育てるところから、つまり自家製酵母を作っているのですが、そこで『すそいおん』を使いました。パン屋は5年目なのですが、『すそいおん』を使った酵母の発酵具合が明らかに過去と違う状態でした。気泡も多く、香りも強く、生命力全開だったのが記憶に鮮明に残っています。
では、その酵母から作ったパンが特別に美味しいかというと味の変化は感じられず…。その後も酵母作りに『すそいおん』を使いますが、その時のような発酵にはなっていません。
けれど、振り返ってみるとその生命力全開酵母から半年経っているのですが、その間にあちこちからパンを販売して欲しいとお誘いがあったり、遠方に定期的に発送するようになったり、「美味しいです!」という声が届くなどの出来事が増えていました。『すそいおん』を使う前から同じことはありましたが、使った後の度合いが大きいです。極端過ぎるほど。
パンは製造から販売まで一人でしているので、キャパは限られています。これからどう転じていくのか楽しみにしながら『すそいおん』を使い続けてみたいと思っています。
ウマ(大分県/40代)