昨年3月、96歳で母が他界。亡くなる3ヶ月ほど前に『言葉』を掛けてあげることができました。
母は施設にいたため、コロナ禍で面会が許されたのは5分だけ。その時に『言葉』を使いました。
痴呆で私のこともわからなくなっていた母に使ったとたん、魔法がかかったかのように目がぱっと開いて顔つきが変わり、私の名前を呼んでくれました。
そして、一緒に暮らしていたことや犬の名前までも思い出し、私のことを思い出すことは二度とないと諦めていたので、思い出してくれたことに感動しましたが、より驚いたのは、『言葉』によって一瞬で変わったこと。目が輝き、言葉を発したことにビックリしました。
久しぶりに同じ空間、同じ空気の中にいると感じられ、しばらく興奮状態でした。
母に『言葉』を伝えることができ、穏やかな気持ちになってくれたと思います。
奇跡的なことがいくつかあり、これは『すそいおん』のお陰だと思っております。
アリソン(宮崎県/60代)