『すそいおん』を知ったばかりの頃、小さい便箋に『すそいおん』と書いて持ち歩いていました。それを見た当時4歳の息子が、「僕にもそれ書いて」と言ってきたので、同じように書いて渡しました。
翌日、その便箋を入れた封筒に、息子が何やら書き込んでいます。
「ママできたよ!」とみせてくれ、そこには「『すそいおん』 ありがとう」の文字。
書き方を覚えたばかりのよれよれの文字で、一生懸命書いたことが伝わってきました。その純粋さに、ハッとした出来事でした。
そんな息子も今日で6歳。 「僕のここからここまで(左手から左肩まで)に『すそいおん』が入ってるんだよ。だからもう忘れないの。大丈夫なんだよ。」 と、言っています。
しなぷしゅ(山形県/30代)