2021年1月5日の出来事でした。
弘前市から青森市の患者さんの出張治療に行き、午後6時前に治療を終えて帰る時でした。
患者さんのお宅は裏通りにあり、空家になっているアパートの所で私の車が雪に嵌りました。すぐ保険会社のサービスに連絡しましたが繋がらず、JAFに連絡しましたが、雪の多い日だったからか、大変混んでいて繋がりません。
万が一に備え車にスコップを積んでいたので、自力で脱出するしかないと腹をくくりました。
道路幅が狭い上に雪が多いため、車の下の雪を掻き出すのは本当に大変でした。
やってもやっても脱出出来ず、時間ばかりが過ぎていきます。焦る思いに押されて『すそいおん』を使いました。
すると一台の軽自動車がすっと帰って来て、お母さんと一緒にバスタオルとスコップを持って手伝いに来てくれたのです。
またご近所の方にも応援を頼んでくれ、持って来てくれたタイヤに当てる道具で、あれよあれよと言う間に20分ほどで脱出に成功しました。
結果、夜8時過ぎには弘前市に向かうことが出来ました。
ひとりで2時間近く、自力で奮闘。
『言葉』を使って他力ですんなり。
とても良き学びになりました。
禅パパ(青森県/60代)