私は今、九州で一番大きな町に住んでいます。 合併を経て一番になりましたが、それまでは県南のごく普通の漁師町でした。 今まで引っ越しを何度か経験しましたが、縁あって少女時代に住んでいた家にまた住み始めました。 時間の流れが緩やかで、心からの安らぎを感じる、そんな日々を送っています。
『言葉』を知ったのは3年と少し前のことです。それ以来自分自身にも『すそいおん すそいおん』と言葉をかけ、頭に浮かぶ近親者にも『言葉』をかけています。
そして毎朝習慣のようにしていることがあります。2階に屋上のような場所があるのですが、そこから見える景色にも『言葉』を使います。裏手に見える山や木々の緑に『すそいおん』。また目の前に広がる海にも『すそいおん すそいおん』と言葉を使います。特に海は○○地区、○○地区と具体的にイメージして『言葉』を使うようにしています。3年と少しの間、1日も欠かさずに続けています。
最近嬉しい知らせが、同じ町に住む若い友達から届きました。友達のお父さんは、元々真珠養殖の漁師さんでした。ところが海が汚れてしまって、随分前から養殖をやめていたそうです。その海が数年前から昔のように綺麗になり、お父さんはまた養殖を再開しようと準備しているそうです。九州一広い町にあって、私達の目の前の海だけ蘇っている。詳しく聞くと、海に『言葉』をかけてきた年月と重なります。はっきりと確かめる術はありませんが、他の友人からも同じ内容の話を聞いたので、勇気を出して書かせていただきました。
これからも毎日、海や山に『言葉』をかけ続けます。
またどんな変化が起きるのか楽しみです。
イングリッシュちゃん(大分県/70代)
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