病院勤めをしています。とても忙しいからか、院長の機嫌に振り回されることも多く、仕事だから仕方ないと割り切っていましたが、職場に着くまでや着いてからも、事あるごとに『すそいおん』を使っていました。
そんなある日の昼休み、カーテンの向こうに院長がいると気が付かずに、職員同士、笑い話で盛り上がっていました。するとふいに、院長がカーテンの向こうから笑いながら出てきました。いつも言わない冗談まで言いながら!
気難しいと思っていた院長の違う一面を見て、人にはいろんな顔があるのに、決めつけていたのは私だったんだなぁって、気がついた瞬間でした。
ビックまま(大分県/40代)