高速道路を運転中のことです。
前方を走る車がスーッと中央分離帯へ引き寄せられていきました。
その時、左車線にはトラック2台が走っており、一瞬にして前方の軽乗用車が左車線のトラックにぶつかり、自分も巻き込まれて事故になる映像が頭をよぎりました。
その瞬間、『言葉』を使っていました。
ほぼ同時にブレーキを踏むと、その周りの空間が違う空間となり、時間も止まったかのようにゆるやかに流れていました。
前方の車は中央分離帯にぶつかったものの、ふらつきながらもゆっくりと左車線のトラックの前に出るとハンドル操作は安定し、しばらく走行した後に左分離帯に避け、事故にならずにすみました。
この瞬間にいったい何人の人が守られただろう、そしてその空間にいた誰も、そのことを知らない。
そう感じた『言葉』の体験でした。
46sn(大分県/40代)
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