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言葉を知る者として

取引先の社長が脳梗塞で寝たきりになっていたのを知ったのは、倒れられてからもう2年半が経過した時でした。自分よりだいぶ年が若くとてもお元気だったので、大変ショックを受けました。ご家族や従業員の方が悲嘆にくれながら、日々自宅で看病しておられると聞き、『すそいおん』を知っている自分にできることがある、と勝手な使命感を抱いてお見舞いに伺いました。

寝ている社長に『すそいおん』と、できるだけ呼吸を合わせるように、何度も『言葉』を掛けました。奥様とは初対面だったのですが、倒れた時のことやこの2年半のこと、奥様自身の日々葛藤する気持ちなどを聞いているうちに、以前から知り合いだったかのような親近感が生まれてきて、自然と奥様に『すそいおん』の言葉を伝えることができました。

それから1か月ほどして、突然職場に奥様が訪ねて来られました。なんと、あれから社長の目に力が出てきて、目を合わせている様子が変わってきたこと、話しかけるとうなづくような仕草をするようになり、テレビを見ながらリアルタイムの話題を共有できているような時があること、奥様もお母様もその変化が嬉しくて、元気になったというのです。


手を取り合って喜びながら、信じられないという思いと、『すそいおん』だから当たり前という思いが同時に湧きおこり、とにかくすごさを実感して胸が高鳴りました。



うずしお(徳島県/50代))



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