su - so - i - o - n


A
鏡の前に立って自分自身と向き合ってください。
裸で、全身が映る鏡を使うのが理想です。
そして、鏡に映る自分をただただじっと見つめながら
『すそいおん』を投げかけてください。
ことば(音)にしてもいいし、心の中で
つぶやくのでも構いません。
じぶんが思うままの時間(最低1分以上)やってください。

すそいおん
『すそいおん』は、ことばなのでしょうか? 自然界の法則なのでしょうか?
ものごとを本来あるべき姿へ、あしきことを、よき方向へ、崩壊から創造へ。
『すそいおん』は、いまを、そしてこれからを生きるわたしたちに与えられた
かけがえのないものであることは確かなようです。
一人ひとりが思い思いのやり方で『すそいおん』を日々の暮らしに取り入れてみる。
そうすれば、少しずつその意味が、その真実がゆっくり皮を剥ぐようにあらわになっていくことでしょう。
世の中も、宇宙も、その多くが ゆっくりと乱雑、無秩序な方向へと向かっています。
たとえば、日常生活のなかでは、 あったかいコーヒーをそのままにしていれば、
冷めていきます。きれいな部屋も、時間が経つにつれて汚れていきます。
自然界で物事は、ゆっくりと乱雑、無秩序な方向へ向かう。
これを、物理学や熱力学の世界では 「エントロピー増大の法則」と言います。
「エントロピー」とは乱雑や無秩序の度合いのこと。
そして、それを表した数式のひとつが、 「dS≧0」です。
「dS≧0」という自然界の法則にしばられない。
乱雑、無秩序へ向かう時間の流れをゆるやかにしたり、 またはそこからそっと離れる。
それが『すそいおん』の効力のひとつであると 私たちは実感しています。
脱・dS≧0
『すそいおん』を使ってみる。
ここでは、『すそいおん』の
使い方の例をご紹介します。

B
リラックスして横たわってください。
そして、ゆっくりと息を吸って、ゆっくりと吐く。そう、腹式呼吸です。
心の中で『すー』と言いながら息を吸って、 同じように『すー』と言いながら息を吐きます。
このとき、『す』の音が息とともにお腹に入って、そして出ていくようにイメージするのがコツです。
同じように『そ』・『い』・『お』・『ん』とつづけます。
『す』・『そ』・『い』・『お』・『ん』で1セット。
それを2〜5セットやります。
AとB、どちらでもいいので、 それを朝晩2回やることをおすすめします。
それができたなら、日常の生活のなかで『すそいおん』を 使ってみるのもいいでしょう。
そのときは、対象となる人やモノに 意識を集中して『すそいおん』を投げかけてください。
遠く離れた場所にいる人の場合は、 その人のことを強くイメージしたり、写真を見ながらやってください。
『すそいおん』とともに生活すると、 しだいにシンクロニシティ(自分では意図していない意味のある偶然)が増えていくことに気づくはずです。
「この先、どんな出来事が待っているんだろう?」と、 ワクワクしながらはじめてください。
