top of page

まずは自分に言葉を使う

私の母は元々、気性の激しい人で、年齢を重ね、認知症?と思うほど、騒いだり、暴れたりすることが増えて来ました。周りの人たちも心配するくらい、激しく騒いだり、腕を掴まれてアザだらけで、半袖が着られないことも度々ありました。病院の検査もガンとして受けません。

ある時、母が騒いで絡んで来るので、部屋に入って来ないようにドアを押さえていました。あまりにうるさいので『言葉』を使ったのですが、なかなか静かになりません。え〜『言葉』が使えないのかな?困ったな…と思いながら、咄嗟に自分に『言葉』を使いました。すると何故かその日は静かになりました。え?私?なんで?と思いましたが、静かになるならありがたいと、騒ぐたびにいろいろ試してみました。

それから数ヶ月後…たまたま家族で旅行に行くことに。娘と私は、『すそいおん』と書かれたカードを透明な携帯ケースに入れているのですが、旅先でそのカードを目にした母が、「それ、なぁに?」と聞いて来ました。私と娘は、咄嗟に、そう来たか!と。母にはイライラしたらこの『言葉』を使ってみたらいいので実験してみてと、父と母に『言葉』のカードを携帯ケースに入れてあげました。

それからしばらくして、あれ?母このごろ、あまり暴れてないな…と気がついて、それから半年以上経ちますが、時々は騒いだりしますが、ヒートアップして暴力を振るったりする回数は激減しています。何故か前よりは、私も母に対して気持ちがわかるようになったり、流せるようになったり、声がけの仕方が変わったように思います。

それ以来、人にも使うけれど、まずは自分に『言葉』を使うことは大事なのだと思うようになりました。『言葉』はエントロピーの増大を遅くするということらしいので、母の老化が遅くなっているかどうかはわかりませんが、まずは自分に使って、自身を見るということには大いに使わせていただいています。



メロンアイス(宮城県/50代)

閲覧数:1,571回

関連記事

すべて表示

諦めずに2年。やっぱり何かあるのかも、、

『すそいおん』を使い始めて2年が過ぎようとしています。 大学時代の先輩からは、祈りじゃないからね、とか、ただお願いするだけではダメだなんだよ、などと聞いていたので、初めは使うこと自体が少し負担で面倒だと感じていました。 当然の事ながら、人は他人の説明や体験談など、所詮人ごと。 我が身に起こってこそ、初めて真実味が帯びてくるものです。 そしてここに来て、 "もしかしてこの『言葉』、やっぱり何かあるの

シャワーですそいおん

私はサロンをして8年目になりますが、施術をしていると、具合が悪くなる時があります。 背中が痛くなったり、お腹が張ったり、下肢のリンパが苦しくなったり、、 。そうなるとスッキリするまで2日間くらいかかることもありました。 ある時、流れてる水(又はお湯)をあてながら『すそいおん』を使うと良いと聞き、施術で具合が悪くなった夜に早速シャワーで試してみたら、翌日には完全にスッキリしていて、すごく助かりました

納得いくまで使ってみる

私はある食品工場に勤めています。私の勤める工場では、海藻加工品を主に生産しています。工場は創業してから40年以上経ちますが、海辺の近くにあるため、地震などの影響を想定して、本社から車で1時間近くかかる山の中に、新たに工場を作りました。稼働してから5年ほど経ちますが、本社から異動した人は本社勤務と変わらないように働いています。しかし、新工場で直接雇った人の定着率がよくありません。先月も若手の社員が2

© 2022 すそいおんのおと

bottom of page